業界動向

電気料金の負担軽減策が2月検針分より始まります

昨年10月に経済産業省資源エネルギー庁より公表された「電気・ガス価格激変緩和対策事業」に伴い、2023年1月使用(2月検針)分以降の電気・ガス料金において、電気・ガスのご使用量に応じた値引きが始まります。

東京電力エナジーパートナー社の公表記事はこちらです。

この値引きは、一般家庭のみならず高圧需要家も対象となっております。

<対象の電気料金(高圧)プラン>
業務用季節別時間帯別電力/高圧季節別時間帯別電力/高圧季節別時間帯別電力A/業務用電力/
高圧電力/高圧電力A/臨時電力/自家発補給電力A/自家発補給電力B/予備電力/業務用休日高負荷電力/業務用電力2型/
業務用季節別時間帯別電力2型/業務用休日高負荷電力2型/高圧休日高負荷電力/高圧休日高負荷電力A/
高圧電力2型/高圧電力A2型/高圧季節別時間帯別電力2型/高圧季節別時間帯別電力A2型/高圧休日高負荷電力2型/
高圧休日高負荷電力A2型/深夜電力/農事用電力/市場ハイブリッドプラン
引用:東京電力エナジーパートナー

但し、特別高圧・ガスの年間契約量が1,000万m3以上・発電事業者向けガス販売の高圧需要家は対象外となりますので注意が必要です。

最新の値引き額について、東京電力エナジーパートナー社の公表値は以下の通りです。


引用:東京電力エナジーパートナー

2023年4月より、約14%程度の値上げとも言われている電気料金改正が実施されますが、これら国の負担軽減策による対策が実施されるのは限定的です。
現在、東京電力エナジーパートナーで公表されている値下げの適用期間は、
「2023年1月使用(2月検針)分~9月使用(10月検針)分の電気・ガス料金」までとなっており、高圧需要家はそれまでに一定のエネルギー使用削減対策が求められております。

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